2024/12/02 11:57

ご覧頂きまして,誠にありがとうございます。企画・販売の🐻(くま)です。今回は「パンタスパークセット」についてご紹介します🙇


■パンタスパークセットとは?



一言で申し上げますと「パンタスパーク」を再現できる電飾セット品です。実車でも多くの車種でパンタスパークを見ることができますが,この現象を模型の世界でも再現したい時に役立つ製品となっています。

気になるのが製品構成。
上図の「製品構成」を一つずつ解説していきましょう。

①パンタスパーク基板
基板内にはマイコンや電流制限抵抗などが実装されています。マイコンのプログラム制御によってパンタスパークを再現しており,そのパターン数は無限です。しかし商品化に至っては,「断続」「連続」「超絶」といった点灯サイクルを設定しています。

②パンタスパーク用チップライトハーネス1005
1005サイズのチップLEDに撚線(ポリウレタン線を撚ったもの)をはんだ付けしたものをパンタスパーク基板に接続(はんだ付け)しています。パンタスパーク用チップライトハーネス1005は1本単位での分売もございます。

通常のチップライトハーネス1005との違いは,撚線の長さが15㎝である事です。
③ポリウレタン線
パンタスパーク基板の電源部分に接続(はんだ付け)しています。このあとご紹介する「集電金具」へはんだ付けされ,車両側からの電源をパンタスパーク基板へ給電する役割を果たしています。

④集電金具
KATO製の車両へ電源供給を受ける際に使用するのがメインです。創意工夫次第では他メーカーの車両への取り付けも可能です。また作例としては「他社製の室内灯」へはんだ付けして使用する方法もあります。
こんな感じに,付属の集電金具を取り外しポリウレタン線を室内灯のスプリング部分へはんだ付けする方法もございます。
集電方法に関してはお客様の好みもございますので,ご自身が最適と思った方法で行って下さい🙇

ざっと製品構成を見ていただいた所で,お次は種類や仕様についてご紹介をしていきます。

■種類について
商品を見ていくとまずは「LEDの発光色」で種類を分けています。
発光色は合計4種類。ホワイト・アクア・ピンク・グリーンとラインナップがありますが,リアル思考なら「ホワイト」「アクア」が候補にあがるでしょう。

■スパークの方向について
商品には「片方向」と「両方向」がございますのでご注意下さい。詳細は下記の通りです。
・片方向は上り又は下りの片方向のみでスパークします。
・両方向は上り下りの両方向でスパークします。
※E5系の様に進行方向によって使用(上昇させる)するパンタグラフが異なる場合は片方向を使用するとよいです。

■スパークの始動条件について
パンタスパークをどのタイミングで始めるかによって選択するものが変わります。リアル思考なら「走行点灯」を選択して下さい。
・常点灯:常点灯コントローラの常点灯エリアからスパークを開始します。
・走行点灯:走行時からスパークを開始します。
※車種や編成両数,室内灯の有無によって開始のタイミングが変化する場合があります。

■スパークの種類について
パンタスパークの発生回数を選択できます。映像に映っている車両,奥から「断続」「連続」「超絶」となっています。
・断続スパーク:時折激しくスパークします。
・連続スパーク:小さなスパークが続きます。
・超絶スパーク:めっちゃスパークします。

ここまで種類や仕様についてご紹介してきました。

ご注文する際は「種類を選択する」で仕様を選択しますので,お間違えの無いようご注意下さい。


ここからはパンタスパーク・ダブルパンタ仕様についてです。
車両によっては一つの車両でパンタグラフを2基搭載している車種がございますよね。こんな車両にパンタスパークを組み込む場合,2個買わないといけないか?っと疑問が生まれます。
ご安心下さい✨こんな時はダブルパンタ仕様にする事が可能です。商品購入時に下記の操作をする事でダブルパンタ仕様に変更できますのでご確認下さい。
■ダブルパンタ仕様に変更する場合
①お好みのパンタスパークセットを選択。
②「ダブルパンタ仕様へ変更する」欄の「選択なし」ボタンを押して,「追加LED発光色」を選択して下さい。(追加LED発光色はお求めのパンタスパークセットと同色にするか,お客様のお好みで別の発光色へする事も可能です)
③購入手続きをお願い致します。

ダブルパンタ仕様に変更した場合は,スパークの方向・始動条件・種類は共通となります。(パンタグラフ2基とも同じ様にスパークすると言う事です)この点だけご理解の程,よろしくお願い致します。

★まとめ
ここまでパンタスパークセットについてご紹介をしてきましたがいかがでしたでしょうか?初めて見た製品と思われた方がいらっしゃるかと思います。

近年,模型界隈ではリアル思考の方が増え,求められるクオリティーは非常に高いと私は感じています。
鉄道模型メーカーの努力でモデルの正確さや精密さを実現できたとしても,実車で起こる現象までは再現できないのは確かです。

こんな時はポポギミック商品をご活用いただき,実車らしさをお手元の鉄道模型へ組み入れてみてはいかがでしょうか?